さて、今夜は何と乾杯しますか?
早いもので、もう春酒がリリースされる時期になりましたね! 世間では桜の開花予想が話題になりますが、私にとっての季節の合図は、酒屋さんの棚がピンク色に染まる瞬間。私の四季はいつも日本酒からはじまるんです。
今回ご紹介するのは、群馬県が世界に誇る銘酒「水芭蕉(みずばしょう)」。 醸造元である永井酒造さんの情熱と、この時期だけの特別な一滴を深掘りします!
1. 舞台は「日本のふるさと」群馬県川場村
永井酒造さんが蔵を構えるのは、群馬県北東部に位置する利根郡川場村。 武尊(ほたか)山の豊かな自然に抱かれたこの地は、訪れるたびに「日本のふるさと」を感じさせてくれる場所です。
村内に2つもある酒蔵や、金賞常連のコシヒカリ「雪ほたか」など、豊かな湧き水が育む食の魅力にあふれています。
2. 永井酒造が目指す「自然美」という感動
明治19年から続く永井酒造さんの哲学は、一言でいえば「自然美」。 尾瀬の大自然を表現した「美しく」「キレイ」なお酒を、誇りある職人技で紡いでいます。 その美学を支える、驚くべきエピソードをご紹介しますね。
水源から守る、究極の「水」への愛
仕込み水は、武尊山の雪解け水が数十年かけて濾過された伏流水。初代が惚れ込んだこの水を守るため、蔵では水源がある森そのものを買い足して保護しているんです。まさに、素材の良さを最大限に引き出す、計算され尽くした美学ですね。
10年の歳月をかけた「伝統と革新」
今や世界の三ツ星レストランで乾杯酒として愛されるスパークリング日本酒「MIZUBASHO PURE」。実はこれ、6代目蔵元の永井則吉社長が本場シャンパーニュ地方へ足を運び、瓶内二次発酵の技術を習得してから、完成までに10年もの歳月を要しているんです。
数百回もの試行錯誤を繰り返したその執念。伝統を大切にしながらも新しい領域へ挑戦する姿勢には、私もプロとして刺激を受けっぱなしです!
尾瀬の水芭蕉プロジェクト
さらに、環境保護にも全力。売上の一部を尾瀬の水芭蕉復元に寄付する活動を続けています。この一滴にどれほどの情熱が注がれたことか……!と、飲むたびに背筋が伸びる思いがします。
3. 今宵の主味:水芭蕉 春酒・純米吟醸
そんな情熱の蔵から届いた、春限定の逸品がこちらです。
銘柄名:水芭蕉 春酒・純米吟醸 価格:720ml / 1,980円(税込) アルコール度数:15%
【ナナのテイスティングノート】 香りはあえて控えめに。口に含むと、とろりとのどの奥に吸い込まれていくような滑らかな質感に驚かされます。ほのかな甘みが顔を出したかと思うと、やさしく消えていくアフター。
ん〜!五臓六腑に染み渡る、この幸福感……!
穏やかながらも、どこまでもスムース。気づくと次の一杯に手が伸びている、これぞ「どんどん飲めてしまう系」の最高峰です。
4. 楽しみを広げる「器」と「ペアリング」
この繊細な春酒をいただくなら、ぜひ薄手のグラスや、春らしい色合いの平盃を選んでみてください。器一つで、お酒の表情は驚くほど変わるんですよ。
お料理なら、川場村の新鮮な野菜を使った天ぷらや、菜の花のお浸しを。 この組み合わせ、まさに運命の出会いですね!と叫びたくなるような、春爛漫のマリアージュが楽しめます。
おわりに
永井酒造さんの「水芭蕉」を飲むことは、川場村の美しい自然と、そこに関わる人々の情熱をいただくこと。
春の光を浴びながら、この「美しく、キレイな酒」で心も体もリフレッシュしてみませんか?
知ればもっと、美味しくなる。それが「ナナと一杯」の結論です!
皆さんは、この春酒に合わせてどんなおつまみを食べてみたいですか?ぜひコメント欄で教えてくださいね!

