さて、今夜は何と乾杯しますか?
皆さんは、一口飲んだ瞬間に「あぁ、身体に染み渡る…」と感じるワインに出会ったことはありますか? 私は今日、久しぶりに大好きなドメーヌ ガングランジェのワインを開けて、その優しさにすっかり癒されてしまいました。
今回は、ナチュールワイン好きなら毎日でも飲みたくなってしまう、その魅力について解説します!
まるで絵本の国!アルザス地方の魅力
まずは、このワインが造られているフランス・アルザス地方について。 アルザスはフランスの北東部、ドイツとの国境沿いに位置する地域です。
ここ、本当にかわいいんですよ!
- メルヘンな街並み: 「コロンバージュ」と呼ばれる木組みの家が並び、まるでおとぎ話の世界。
- 美食の宝庫: シュークルートやタルト・フランベなど、お酒が進む郷土料理がいっぱい!
ナナもいつか絶対に現地に行って、あのカラフルな街を歩き回るのが夢なんです!
造り手:ジャン・フランソワ・ガングランジェの情熱
ガングランジェのワインを語る上で欠かせないのが、そのストイックなまでのブドウ作り。 オーナーのジャン・フランソワは、1996年からビオディナミ(天体の動きに合わせた有機農法)を実践しています。
彼はほぼ一人で畑を管理し、アルザスの伝統的な大樽「フードル」を使って、天然酵母のみでワインを仕込みます。
酸化防止剤も最小限に抑え、土壌と樹のバランスを極限まで追求する。そんな彼の姿勢が、このピュアな味わいを生み出しているんです。
今夜の一杯:ガングランジェ ピノブラン
今回いただいたのはこちら。
- 銘柄: ガングランジェ ピノブラン
- 価格: 750ml / ¥4,350
魅惑のボトルデザイン
見てください、このボトル!アルザスワイン特有の細長い形、通称「フルート型」。アルザス好きな私はこれを見るだけでテンションが上がっちゃいます!!さらに、ラベルには小人のような可愛らしいイラストが。ジャケ買いしたくなっちゃう愛らしさですよね。
偶然から生まれた奇跡のバランス
実はこのワイン、ちょっとした裏話があるんです。 元々は「オークセロワ」という品種100%で造る予定だったのですが、発酵が途中で止まってしまったのだそう。そこで急遽、ピノブランの澱を加えて再活性化させた結果、この素晴らしいバランスの「ピノブラン」が誕生したんです。
ナナのテイスティング・メモ
一口含んだ瞬間、驚きました。
「うわぁ、これこれ!このエキス感を味わうだけで、細胞が喜んでいるのがわかります!」
口の中に広がるのは、白桃やリンゴ、ライム、グレープフルーツのような瑞々しい果実味と、心地よい苦み。 さらに白い果実のほのかな甘みと愛らしい酸、そして潮風のようなヨードのニュアンスが絶妙に調和しています。
よくワインを表現する時にフルーツの名前を挙げますが、やっぱりナチュールワインは「凝縮されたエキス」という言葉が一番しっくりきます!まるで白桃のエキスをそのまま口に含んでいるような、ジューシーで優しい甘酸っぱさが本当に心地よいんです。
ガングランジェ曰く、「ほんのり甘味があるので、キンキンに冷やして飲むのがベスト」とのこと。しっかり冷やして、そのピュアなエキス感をダイレクトに楽しむのがナナのイチオシです!
日常に寄り添う、最高の一杯
ガングランジェのワインは、派手さはないけれど、そっと心に寄り添ってくれるような温かさがあります。仕事で疲れた日や、自分を労りたい夜にぴったり。
「知ればもっと、美味しくなる。それが『ナナと一杯』の結論です!」
皆さんは、最近どんなワインで心を癒しましたか? 「こんなナチュールもおすすめだよ!」という情報があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。

